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自分を信じる"ことを20代ラッパーと、若い女の子たちに教えられたこの気持ちをひとまず共有したい

執筆者の写真: Chieko TsukamotoChieko Tsukamoto

no no girls  というオーディションをご存知でしょうか。


私が最近「くらってしまった」いわゆる「現実」であり、「物語」です。単なる美人だとか、ダンスが上手いという選考ではなく、年齢も、体型も関係なくあなたの声と人生を聞かせてください、と始まったオーディションです。



あ、またオーディション番組ね、という感想を持たれる方も多いでしょうが、ぜひ、youtubeでも、1〜14話まで見られるので(できればHuluの完全版を見て欲しいところですが)、ぜひ見ていただきたい。No No girls episode1〜14 から見られます。


先日、最終審査が、横浜Kアリーナでありました。


これは、17日夜にyoutubeに一部アップされますが、ソロのパフォーマンスが、えぐいとしか言いようがないくらい、食らいました。プロセス見てきた私としては、これだけ10代から20代の女性に、人生を語れと言われてきた彼女らの成長は、いろんなことを諦めてきた(諦めさせられてきた)私たち世代にも刺さるものでした。


実質、芸能人や有名人と言われる人もたくさん現場の客席から見守り、「号泣した」「くらった」とその日のX(旧Twitter)は、ノノガ(nonogirlsの愛称)祭りでした。ぜひ、#ノノガで追って見てください。


人は、実は自分を冷静に客観的に見ることが一番難しい。医療従事者であり退院支援や在宅支援の仕事もしてきた私としても、さまざまな人生に寄り添ってきたとはいえ、その実、自分のこととなると、難しい。(できる人もいらっしゃると思いますが)


そこを、プロジューサーである、若干25歳?の女性ラッパー「ちゃんみな」が紐解き読み解き、その子の本質を技術面・精神面で一緒に発掘していき、乗り越えるのも逃げないのも、伸びるのもその人次第であるけれども、「ママのように」見守り、叱咤し、支えて彼女らを伸ばしてきたそのプロセスは、他のオーディション番組には見られないものでした。

1年かけて。


彼女自身が、NOと言われ続けて、弱いけど強くなり、自分が立って歌い続けることで、同じようにnoと言われていた子たちを救うアーティストにまでなったその彼女にしかできないオーディションでした。


最後の10人から7名に絞られました。どの子も落として欲しくないと、このオーディションを見守ってきた人はみんな感じただろうなと思います。


そのくらいメンバーが「ライバル」というより同志。

競い合うというより、支え合い、伸ばし合う場と言っていました。


それでもそこから飛び立たなければならない。


そして、それぞれが「うん、頑張ってるな」とお互いを見守りながら、

自分は何をすべきかということを彼女らは、ずっと努力し続けるのではないかと感じました。


教育、というのは、本当にこういうことで、教育の現場にいつまでも立ち戻るものではなく、育てられたその人たちが自分の足で、また新たな仲間を作っていくことが、本来教育する場の醍醐味であり、ミッションであろうと私は思っています。


色々個人的に複雑な環境に、「巻き込まれてしまった」時期だったので、よりそのように感じました。

感受性豊かな芸能に関わる人たちが、ラストステージのKアリーナで、最初から最後まで号泣していた、という前編を、1月末、huluで見るのが非常に楽しみでたまらないです。

もし見られた人がいたら、共有したい感動の時間でした。




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